2009年04月14日
緑色の桜 ・・ 御衣黄(ぎょいこう)
こんばんわ、Stacieです。
今年は開花が遅かったソメイヨシノも
気候に恵まれ、例年より長くお花見を楽しめましたが
横浜には まだまだいろんな種類の桜があること、
ご存知だったでしょうか?
Stacieの住む南区
そのご近所に、花の色が淡い緑色をしている桜があります。
写真の花がそれです。
御衣黄(ぎょいこう)という名前で,
全国でも大阪造幣局の桜並木をはじめあまり多くはないそうです。
4月下旬例年,ソメイヨシノから2週間程度遅れて開花します。
でも、いま、これが満開になっています^^
ギョイコウはオオシマザクラ系のサクラで、
4月下旬頃に咲く黄色と緑色が混じっている八重のサクラです。
正確には、花が開いたときには緑色ですが、
次第に緑色は薄れて黄緑色から黄色になり、
やがて中心部が筋状に赤くなるみたいです。
この色をしているのは、花弁に葉緑素があるからだそうです。
咲いてしばらくすると、中央部の咲き始めに白かったところが赤く変わります。
遠目に見ると緑色のヤエザクラのようであり、
もしや淡緑色(ほぼ黄色らしい)のヤエザクラで有名なウコンでは・・・
と思ったのですが、近づいてみると八重咲きでも
普段見慣れたヤエザクラとはまったく違いました。
江戸時代に、京都の仁和寺で栽培されたのがはじまりと言われています。
花の色が高貴な貴族の衣裳のイメージがあり、
御衣黄の名前が付いたそうです。
別名として「黄桜」「浅葱桜(浅黄桜)」などと呼ばれることもあるが、
これらはむしろウコンを指す場合が多いので注意が必要なようです。。
Posted by Stacie at 00:18│Comments(0)
│サクラ模様
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